JDG009X デビルガンダム(アルティメットガンダム) 第1形態

解説『機動武闘伝Gガンダム』より
デビルガンダムは第13回ガンダムファイトに突如として現れ、大会に混乱を呼んだ機体である。
生物的要素を含むDG(デビルガンダム)細胞で構成された本機は、あらゆる物質を吸収して力に変え、人類抹殺に動いた。その名の通り悪魔のガンダムであった。
だが、本来はデビルガンダムという名で作られたのではなくアルティメットガンダムという機体名で、ライゾウ・カッシュ博士が開発したものである。ナノマシン工学の権威であるカッシュ博士は、ガンダムファイトのリングとなる地球環境の荒廃に強い懸念を示しており、地球環境の回復を行える構造体の開発を行っていた。その結果、アルティメット細胞の開発に成功した。
この細胞は有機物、無機物に関わらず結合が可能だけでなく、「自己修復」「自己増殖」「自己進化」の3大理論を有していた。このアルティメット細胞を用いることで、森林や土壌の回復など、緩やかな地球環境回復を予定していた。
しかし、一部の人間がアルティメットガンダムを強奪しようと画策。カッシュ博士はアルティメットガンダムが強奪されないよう、調整もままならない機体を急遽地球へと降下させた。この時の衝撃で機体は暴走し、アルティメットガンダムは地球を最も汚す生物である人類を抹殺することで環境再生を目指す悪魔・デビルガンダムへと変異してしまった。
「自己修復」「自己増殖」「自己進化」の3大理論を有するデビルガンダムは、傷つき破壊される度に何度も進化を遂げることになるが、最初となるのがこの第1形態である。

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